since 2003.01.13
Microsoft Windows Media Player 9
 Windowsをインストールすると常に標準インストールされるこのメディアプレーヤー(以下WMP9)ですが、最新版のバージョン9では、かなり実用的なジュークボックスとして使えることがわかりました。しかも、標準装備されているプレーヤーということですごく簡単でした。Windowsのユーザーは何かとスキルが上がってくると標準装備でついてくるソフト(IE、Outlook、ペイント、メディアプレーヤー)は使わなくなるものですが(w)この機会に高機能になったWMP9を試してみるのもいいかもしれません。

 いままでMUSICPCでは高音質にこだわってEACを使ったりMonkey'sAudioをつかったりしてきました。しかし、初心者には設定が難しく、さらに時間がかかってしまうという点からなかなか手軽にはできないものでした。今回のWMP9は誰でも簡単にインストールするだけで使えます。もちろんWindowsに付属してくるソフトですからほとんどの環境でうまくいくはずです。音質の方もMDぐらいまできてますし、このバージョンからロスレス圧縮がWMAでできるようになっているので音質も気にならないと思います。音質に関しては
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20020924/dal71.htm
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20020930/dal72.htm
がわかりやすくていいと思います。(いつもこの「藤本健のDigital Audio Laboratory」は参考になります)

 CDのコピーにはEAC、PCでジュークボックスとして楽しむにはWMP9って感じで。ここで自分の知っている限りでWMPを説明してみます。WMPはかなり前からあり、最初はただメディアファイルを再生するだけでした。(mpgなど)バージョンがあがるにつれ、デザイン的にも機能的にも大きく変化してきました。(WMP7はかなり重く感じましたがw)CD-RライティングやWMAファイルへの変換なども近年追加され、圧縮技術も改良されてきています。WMAファイルというのは(馬って言ったりもしたり)MP3の半分のビットレートでも同じ音質ということで注目されてきました。(自分はそんな気がしませんでしたが、、高音部分がしゃかしゃかいうのが嫌いで)しかし、現在では高ビットレートならほとんど気にならない音質です。

 いろいろ試してみましたがこのWMP9がリッピング&圧縮が最速だと思いました。使ってみればわかりますがWMA圧縮はすごく速く感じます。(ただしエンコードはWMA形式しか対応してません)また、曲名などのタグも日本語表示で自動的にインターネット上からDLしてくれます。CDを入れてWMPで再生したときに勝手に曲名やアルバム名が表示されたことないですか??(特にXP使ってる人)自分も不思議に思ってたのですがCD自体にこういう情報が書き込まれているCD-TEXT以外ではありえないことです。つまり知らない間に情報をDL&表示しているということです。microsoft独自のデータベースみたいですが、かなりの確率でヒットします。ってわけで曲名などのタグを入力する手間が省けることが多いです。これらのことから短時間にたくさんの曲をPCに入れることができます。たくさんのCDを一気に入れるなら最適だと思います。(複数のCDイメージができるような感じです。曲間もうまくつながります。ライブCDのような曲と曲がつながっているものでも音が途切れることはありません。もちろんCDごとの再生も可能ですし、アーティストごと、ジャンルごと、全曲ランダム再生もできます)

 最近、iTunes for Windowsが出てきたようですが基本的にWindowsユーザーにとってはあんまりメリットはなさそうです。確かに無料でMP3やAACが使えるのはいい機能だと思いますが、圧縮形式さえ気にしなければWMPで十分です。ただQuick timeとかMACよりのソフトがインストールされるのが嫌なだけだったりもしますが。まぁデザインのよさとかAACを使いたいはそちらを試してもいいですけど。(デザイン的なものなら最初からMacOS使ってると思いますが)ほかにも市販されているやつでいろいろソフトがありますが。一番身近ってことでWMPを・・・

 それでは早速インストールしてみましょう。WindowsXPを使っている方も最新版のWindowsMediaPlayer9をダウンロード&インストールして使いましょう。次のサイトからOSにあったバージョンをダウンロードしましょう。
Windows Media ダウンロード センター
ちなみにWindowsXPなどを使っている場合はWindows Updateからでもバージョンアップできます。

日本語が読める方なら普通にダウンロードインストールはできたと思います。それでは「スタート」ー「プログラム」からWindows Media Playerを選んで起動してみましょう。

微妙に表示の仕方が違うかもしれませんがフルモードの状態(すべてが表示されている)ではこんな感じだと思います。



メニューバーを自動的に隠す設定になっている場合は上のメニュー部分が見えないようになっているかもしれません。
しばらくプレーヤーの外側にマウスポインタを持っていけば表示されます。(設定で常に表示することもできます。)

それでは早速CDからPCに音楽を取り込んで見ましょう。WMPでは「CDから録音」という表現になっています。
「CDから録音」をクリックしてください。

こんな画面になったと思います。もしかしたら一番初めの場合は設定する画面が表示されるかもしれません。
後でも設定できる内容だったと思うのでキャンセルしても大丈夫だと思います。
それでは、その設定というのをやってみましょう。EACに比べると簡単と思います

メニューバーの「ツール」−「オプション」をクリックします。


すると設定画面が出てくると思います。

基本的にデフォルトの設定でOKです。ただしWMA圧縮のビットレートぐらいは設定します。
「音楽の録音」タブをクリックします。

日本語読めるなら説明は要りませんね。。。。

○録音した音楽を格納する場所
 CDからリッピング&WMA圧縮したファイルを保存する場所です。ファイルはここで指定したフォルダにできます。変更(H)をクリックすれば保存する場所を変えることができます。ファイル名(N)は保存するときのファイル名を変えることができます。変えるといってもほぼ自動でファイル名が入力されるのでデフォルトのままでいいと思います。

○録音設定
  形式というのは圧縮形式です。WMPで対応しているのは次のとおりです。
         
見てわかりますが3種類しかありません。すべてWMA圧縮になります。どれが言いかと聞かれると困りますが・・・
基本的に音質(ファイルサイズ)からいくと
Windows Media オーディオ<Windows Media オーディオ(可変ビットレート)<Windows Media オーディオ可逆圧縮
となります。もちろんビットレートが大きいほど音質がよくなり、ファイルサイズが大きくなります。最初にも書きましたが、MP3の半分のビットレートでもそのMP3ファイルと同じ音質といわれています。ただ宣伝のためにこういう表現をしているだけかもしれませんが、、確か低ビットレートではWMAの方がよく聞こえます。MP3も改良されてきてるため、聞こえ方は人それぞれだと思いますが。ってこういうことを話してると永遠に続きそうなので自分で一回エンコードしてみて満足できる音質を探しましょう(w
 それから、3種類の違いは・・・Windows Media オーディオは固定ビットレート(CBR)でいままでのような圧縮形式です。常に再生しているときのビットレートは一定です。最大で192kpbsです。Windows Media オーディオ(可変ビットレート)(VBR)はこのバージョンから対応した音楽によってビットレートを常に変えていくというものです。よく映像関係(DVDとか、MPEGとか)ではVBRはよく使ってましたがその音声版のようなものだと思います。なのでファイルサイズも計算では正確には出せません。最大で355kbpsです。(出来上がったファイルのビットレート情報は平均ビットレートを表示しているはず。。)CBRよりはVBRのほうが音質は上のはずです。Windows Media オーディオ可逆圧縮はいわゆるロスレス圧縮です。ロスレス圧縮はAPEで有名ですがそれに似たものだと思います。ただし、元のファイル(デジタルデータ的)には戻すことは無理かもしれません。(試してないので)音質的にはWAVと同じと考えてよさそうです。大体WAVの6割ぐらいの大きさに圧縮できます。もちろんこれもWMA形式として扱われます。

 圧縮形式とビットレートを設定したらOKをクリックして設定終了です。ここではロスレス圧縮ではファイルサイズが大きすぎるので可変ビットレートの圧縮形式を選びます。音質は最高音質にしておきます。もちろんファイルサイズを小さくしたい場合はビットレートを下げてもOKです。135から215kbpsでもそこそこ聞ける音質です。


それではドライブに音楽CDを入れます。

CDを認識してインターネットから自動的に曲情報がDLされ表示されます。見てわかるように日本語にも対応してます。
もし、この情報を入力しなおしたい場合や間違えがある場合はその文字の場所を2回クリックします。(ダブルくりっくじゃないよ)
また下の画面でも編集することができます。


曲情報があっている場合は「音楽の録音」をクリックします。

20倍速のドライブで約3分ですべての取り込みが終了します<上のアルバムの場合
エンコードも同時にやっていると考えるとかなり速い・・・
設定で録音が終了したらCDを取り出すようにしているのでドライブが自動的に開きます。
続けて録音する場合はCDを入れ替えて「音楽の録音」をクリックします。(同じように録音していく)

取り込みはこれで完了です。次に再生させて見ましょう。WindowsMediaPlayerはスキンに対応しています。ってことでスキンを選択しましょう。デフォルトでは何種類か用意されています。一応、スキンを配布しているサイトもあるようです。

とりあえず管理人は9SeriesDefaultを使用しています。スキンの適応をクリックします。

こんな風に変身します(w さわってみればわかりますが少し機能説明を・・・
左から「ファイルを開く」、「プレイリスト」、「次の視覚エフェクト」、「イコライザの表示」です。
ファイルを開くはそのままですが^^;ファイルを開きます。プレイリストは左側に現在のプレイリストを表示します。
次の視覚エフェクトは音楽にあわせて動くVJのような映像を変更します(かなりの種類があります)
イコライザの表示は、自分の好みの音にする場合設定できるイコライザを表示します。


プレイリストと、イコライザを表示したところです。イコライザは31Hzが低音ー>16KHzが高音です。上に動かせばその
音域が強調(大きくなる)されます。
プレイリストの上に選択するところがありますがここで再生するプレイリストを変更できます。

取り込んだアルバムごとやアーティストごとに再生できます。をクリックするとランダム再生になります。
次に下の部分です。

普通のプレーヤーと同じだと思うので説明なくてもわかりますね。。。左から再生/一時停止、停止、前のトラック、次のトラック、ミュート、音量です。ひそかに早送りとかもできますね。

ここで気になるのがプレーヤーの大きさや負荷の問題だと思います。視覚エフェクトを表示しているとPCへの負荷が
大きくなりほかの作業に影響が出るかもしれません。これを解決するために小さくします(w
は左が「コンパクト」、右が「フルモードに切り替え」です。今の状態から録音画面のようなフルモードに戻すには右のボタンをクリックします。今の状態からさらに小さくするにはコンパクトをクリックします。するとかっこよく(笑)小さくなります。

こんな感じになります。これでも満足できない人のためにWMPにはOSとの融合(謎)したような感じにすることもできる。
方法は右上の最小化をクリックするだけ。(WindowsXPではうまくいくはず・・・)
初回のみウインドウが出てきて質問されると思いますが。。。
なんと最小化するとタスクバーの右下に吸収されます。しかもスキップもタスクバー上から使えます。

をクリックするとクイックアクセスパネルが開き、再生するCDなどがすぐに選べて便利です。
もちろんアーティストやプレイリストを再生することができます。
右側にあるこのボタンは上をクリックすると視覚エフェクトや映像を小さく表示します。また下をクリックすると最小化から標準のプレーヤーのサイズに戻ります。(復元)

再生すればわかりますが、CDごとに再生しているときは曲間などはオリジナルCDと同じように再生できます。ライブCDなども曲間で途切れることはありません。まぁこの再生機能が気に入ってます(w。たいていのソフトはファイルごとに途切れる場合が多いので。プレーヤーもタスクバーに入れたまま再生できるのでいい感じです。曲の変わり目では曲名・アーティスト名がでてきて何の曲がかかるか分かるし。BGMとして音楽を流していることが多いのでプレーヤー的には不便なところはないです。

ってことでWMP9の一部の利用方法を書いてみたわけですがほかにもいろいろ機能はあります。このWMAファイルをCD-Rに録音することもできます(圧縮したやつをWAVにデコードしてCD-Rに焼くので音質はオリジナルのものより悪くなります。またギャップも完全には復元できないと思います。ロスレス圧縮をCD-Rに焼いてオリジナルと比べるとどうなるかは試してないので分かりません・・・)

何かと便利だったので紹介してみました。はい。
CCCDは試してないのでわかりませんが・・・一度EACなどでコピーしたものなら問題なくWMPに取り込めます。

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