since 2003.01.13
オフセットの真実
注意:
この記事はhttp://users.pandora.be/satcp/eacoffsets00.htm#-を翻訳したものです。
本文、画像の著作権はSatCPにあります。(といいつつ許可取ってません、、苦情は日本語で掲示板に書いて^^;)

英検3級に落ちまくった管理人が訳したものなのでマジで信じないように。英語の得意な人はオリジナルの英文
ページ見たほうが分かると思います。ほぼ直訳なので日本語おかしいです(爆)
少しは参考になればいいですけど。。。っていうかすごい訳すの時間かかった・・・・

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*英語のほうが分かりやすいけど日本語に無理やり訳したもの例
offset=オフセット
sample=サンプル
drive,writer,recorder=ドライブ
sector=セクター
write offset/read offset=書き込みオフセット・読み込みオフセット
combined read/write offset =読み込み・書き込みオフセットを組み合わせたもの
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 オフセットは多くの人を混乱させるようです。この記事はオフセットを正しく設定できるように、オフセットは何かということについて説明したいと思います。ほとんどすべてのドライブは読み込みの時に正しいセクターの位置を定めることができません。データCDではセクターごとに位置情報を持っているのでまったく問題はでてきません。なのでドライブは、すぐに正しいセクターを見つけることができます。データCDに対して、音楽CDはセクター位置情報が含まれていません。言いかえればオーディオディスクでは正しいセクター位置を定めるのは難しいと言うことです。それは音楽CDを読み込む時にドライブごとにオフセットがあるだろうということを意味しています。最近のドライブならこのオフセットは不変なので、一度オフセットが分かれば正しく設定することができます。


例としてPlextor PlexWriter 8/20 (PX-W820T)を使います。
このドライブは-355サンプルの読み込みオフセット、-30サンプルの書き込みオフセットを持っています。
負(マイナス)のオフセットはドライブの読み込み開始位置か書き込み開始位置が早いということを意味し、
正(プラス)のオフセットは読み込み開始位置か書き込み開始位置が遅いということを意味します。


それでは下の画像を見ましょう。完璧なドライブで書き込みオフセットを0サンプルと仮定します。



完璧なドライブではオフセットなしでサンプルを失うことなく全3トラックを完全にCDに書き込んでいるということが分かるだろう。しかし、私の知っているドライブで上の例と一致するようなオフセットが0サンプルのものはないです。
現実的な状況ではPlexWriterは書き込みオフセットが-30サンプルあります。上の例のように3トラックをCDに書き込もうとすると、実際には次のような状況になります。



ライティングソフトはドライブに書き込み開始位置を0と指令します。(Addressed position)
しかし、当然PlexWriterが30サンプル早くオーディオデータを書き込み始めます。(Write position)
言いかえれば、CD全体が左に30サンプル移動したということになります。
焼いたCDーRをCDプレーヤーで再生した時に最初の30サンプルが再生されないと言うことになります。
この30サンプルはCDには書き込まれていますが、CDプレーヤーでは再生されないプリギャップとなります。オーディオデータ移動のため、トラック2の最初の30サンプルはトラック1の末尾に加えられます。同じようにトラック3の最初の30サンプルはトラック2の末尾に加えられます。このドライブは早く書き込み開始を行うので、書き終わるのも30サンプル早いでしょう。これはCDプレーヤがCDの無音部分であるLead-Outを最後30サンプルを読むと言うことになります。

結論はこのようになります。
いかなるオーディオデータも書き込み時には失われませんが最初の30サンプルは再生不可です。
そして、30サンプルのマイナスの移動はCD全体に影響するのでトラックのインデックスは正しい位置です(不変)。
これは明らかにプラスのオフセットでも同じ結果が得られるでしょう。ただしデータは逆方向に移動されます。



今の時点で書き込みオフセットについては理解できたはずです。読み込みオフセットもこれに近いものです。
読み込みオフセットは読み込む間に起こることを除けば書き込みオフセットと同じです。
下は完璧なドライブから読み込みオフセットを0サンプルで読み出したものです。



予想通りドライブは完璧にCDから全3トラックを読み出しました。サンプルも失われてないし
データの移動もありません。読み出したトラックはCDのトラックと完全に一致します。
もちろん、ドライブの読み込みオフセットは0サンプルですがこのようなドライブは存在しないと思います。
現実的にはPlextor PlexWriterには-355サンプルの読み込みオフセットがあります。
この読み込みオフセットはExact Audio Copyでは+355サンプルとなることを知っておくべきです。
EACはオフセットの符号が矛盾しています。書き込みオフセットの時はEACはそのままのオフセットでしたが、読み込みオフセットは実際には補正した読み込みオフセットです。
したがって、読み込みオフセットは符号が逆になります。EAC 0.9 prebeta 8以来、EACでは補正した値の読み込みサンプルオフセットは正しいということになる。
とにかく、読み込みオフセットは-355サンプル後ろにあるという状態です。



マイナスの読み込みオフセットはドライブが355サンプル早く読み始めるというと言うことです。
したがって、ソフトウェアは絶対位置0から読み始めるようにドライブに指示するが、(Addressed position)
実際には,355サンプル前の地点から読み始めるだろう。(Read position)
これは、無音である2秒のプリギャップ(PG)からトラック1の初めの部分を355サンプル読み込むことになります。
トラック1の最後の355サンプルは失われます。トラック2はトラック1の355サンプル分をはじめに失います。
同じようにトラック3のはじめもトラック2の355サンプル分失い、最後は355サンプル早く読み込みを終わるので355サンプル失います。
書き込みオフセットと違って読み込みオフセットのデータロスは取り返しのつかないことになります。
読み出す時にCDの最後の355サンプルを失います。プラスのオフセットでも同じことがいえます。


書き込みオフセット-30のPlexWriterの例では、完全に読み出した3トラックを書き込んでいる。
しかし、読み込みオフセットを紹介したように、CDから上の例のように読み出したトラックを書き込んだ場合どうなるでしょう?? CDをコピーしたい人のほとんどがオフセット問題について知らない状況です。読み出したトラックすべては355サンプル移動し、最後のトラックは、355サンプル短くなっている。
書き込みオフセット-30サンプルでこのトラックを書き込んだ時、30サンプル早く書き込まれるだろう。



3トラックはすでに355サンプルのずれを持っているので、合計で325サンプルのオフセットがあると
言うことになります。いわゆる書き込み、読み込みオフセットを組み合わせたものです。

combined read/write offset = read offset - write offset = -325
(読み込み、書き込みを組み合わせたオフセット=読み込みオフセット−書き込みオフセット=-325)


コピーしたCDはオリジナルCDより325サンプル移動していることを意味しています。書き込みにはデータロスはありませんが、すでに読み込み時に355サンプル失われているので完全なコピーではありません。オフセットが原因でトラックのインデックスは間違った位置にある。
すべてのトラックは325サンプル遅れて始まる。このことはトラック1がオリジナルのCDのプリギャップの325サンプルを持ってスタートし、最後の325サンプルが失われている。
トラック2は始まりにトラック1の325サンプル分を失い、トラック3は最後の355サンプルを読み込みオフセットが原因で失います。しかし再生時はリードアウトの30サンプルが加えられます。


今これを聞いてパニックになるかもしれないが30,325,355サンプルというのは、すごく短い時間だと
いうことを知っておくべきです。実際には次の式で求めることができます。

time = samples / 44,100
(時間=サンプル÷44,100)

したがって355サンプルは0.00805秒(8.05ミリ秒)、325サンプルは0.00737秒(7.37ミリ秒)
30サンプルは0.00068秒(0.68ミリ秒)です。オフセットはデータがこれだけの時間移動したものです。
なのでオーディオの質には影響を及ぼしません。CDの最後は無音かフェードアウトするので
オフセットを聞くことは無理でしょう。それゆえにオフセットについて関心ない場合は無視しても
構いません。


どうにかして、完全主義者はこの問題を訂正するに違いない。どのように行うでしょうか??
上の例で合計のオフセットがCD全体で-325サンプルあると言うことを見ました。
なので読み込み・書き込みを組み合わせたオフセットを+325サンプルに適用すればいいのだろうか?

combined read/write offset correction = - combined read/write offset = - (-325) = 325
(読み込み・書き込み組み合わせオフセット補正=−読み込み・書き込み組み合わせオフセット
                      =−(−325) = 325)



ソフトウェアは+325から読み込みを開始するようにドライブに伝える。(Addressed position)
しかし、物理的にもちろん読み込み位置が-30にある。(-355+325 = 読み込み位置 Read position)
これはドライブが30サンプル早く読み込み始めると言うことを意味する。したがって最初の読み出した
トラック1の30サンプルはプリギャップを読み取るので無音になるでしょう。
トラック1の最後の355サンプルはトラック2の先頭を325サンプル読み込むでしょう。
しかしながら、まだトラック1の終わりに30サンプル失っています。これらの30サンプルはトラック2の始まり部分を読み出すことになります。これはいつもCDの最後30サンプルを失っていることになります。読み込み・書き込みを組み合わせたオフセットを使った場合、これを回避する方法はありません。


新しい問題の紹介をします。トラック3の最後の325サンプル(最後の30サンプルは失われる)をドライブは次のトラックへ読み込む必要があるが、次にはトラックがない(CDの最後だから)
したがってリードアウトを読み込まなければならない。
このドライブはリードアウト部までオーバーリードでき、トラック3の325サンプルを読み込むことができる。
しかし、多くのドライブはリードアウト部へオーバーリードできない。
だからCDの最後の355サンプルを失うでしょう。
したがってドライブがリードアウト部へのオーバーリードに対応していれば30サンプルしか失わないが
対応していなければ355サンプル失うでしょう。これは最後のトラックのみに起こると言うことを注意しておきます。


読み出しの地点でオーバーリードできるドライブなのですが、すでに30サンプルを失っています。
明らかに、100%完全なコピーは可能ではないことがわかりました。しかし、30サンプルと言うのは
とても短い時間なので無視するかもしれない。特にほとんどのCDの最後はとにかく無音で終わるので
気にすることはありません。


同様のことがオーバーリードできるドライブでプラスの読み込みオフセットでもいえる。

失われたサンプルを無視したとしても、まだ30サンプルのオフセットがある。
しかし読み込み・書き込みオフセットを補正したおかげで下の例のように書き込むことができる。



書き込みオフセットはすでに読み込み・書き込みを組み合わせたオフセットに含まれているので、
書き込みオフセット0で書き込まれます。
読み出した音楽のトラックデータは30サンプル右へ移動させられる。
なぜならこのドライブは30サンプル早く書き始めるので結果としてオフセットは0になります。
言い換えるとオフセットは正しく設定されたと言うことになる。
最後のリードアウトの30サンプルの無音部分を除いてはオリジナルと完全に一致する。


リードアウト部分へオーバーリードできないドライブを使っていた時も同じような結果を達成することができる。
しかし最後の355サンプルが無音となる相違点がある。
(325サンプルはオーバーリードできないためにロスし、30サンプルはリードアウトの無音部である。(下図)





したがって完全なコピーは不可能ですかね??いいえ、より面倒ですが、EACだけでサンプルを
失うことなくCDコピーが完全に行えます。上の例では読み込み・書き込みオフセット補正を使用しました。
実際の読み込みオフセットは-355ですが-325を使っているので最後の30サンプルが失われるわけです。


これを避けるために書き込みオフセットと読み込みオフセット分けて使用します。
理論的に聞こえるでしょうが分けてオフセットを使うのはとても難しい。多くの人はこの方法は
使えないでしょう。とにかくこのドライブの読み込みオフセットと書き込みオフセットは
分かっている。したがってサンプルを失うことなく完全なCDの複製をすることをとりあえず
試してみることができる。


以下の画像から、CDはいま+355サンプルの読み込みオフセットで読み出したことがわかる。
この状態では合計のずれは0である。



ソフトウェアは+355サンプルから読み込み始めるようにドライブに伝える。(Addressed position)
物理的に読み込み位置は0になる(Read position = Absolute position)
トラック1の最後の355サンプルをドライブはトラック2へ355サンプル読み込みに行きます。


読み込み・書き込みオフセットを組み合わせたもののときのように問題を紹介します。
トラック3の最後の355サンプルは,ドライブは存在しない次のトラックを読む必要があるでしょう。
従って、リードアウト部を読む必要がある。このドライブはリードアウト部分へオーバーリードできる
のでトラック3の最後の355サンプルを読むことができる。しかしながら最初にいったように
リードアウト部分へオーバーリードできるドライブは多くない。なのでCDの最後の355サンプルは
失うだろう。だから完全なコピーはリードアウト部へオーバーリードできないドライブでは不可能だ。
最後のトラックにだけ起こるということを忘れてはいけない!!もう一度いうがオフセットは
聞き取ることは無理だ、99%以上すべてのCDが無音で終わるので音楽データはまったく失われない!


読み出したトラックを書き込むときは、このドライブの書き込みオフセット-30サンプルを使わなければ
ならない。リードアウトへのオーバーリードに対応したドライブで読み出したトラックを
書き込むでしょう。リードアウトへのオーバーリードに対応していないドライブの場合、
トラック3の最後の無音の355サンプルがそのまま残ってしまいます。



普通、ドライブは30サンプル早く書き始めるでしょう。しかし+30サンプルの書き込みオフセット補正に
すると合計のオフセットが0になります。このオフセットは正しい!!
したがってソフトウェアはドライブに+30サンプルで書き込みするように伝える。(Addressed position)
物理的に書き込み位置は0である(Write position = Absolute position)
トラック1の最後の30サンプルを書き込むためにドライブはトラック2へオーバーライトします。
しかし新しい問題が浮上してきました。最後のトラックの30サンプルを書き込むためにドライブは
存在しない次のトラックへオーバーライトしなければならない。このことはリードアウト部への
オーバーライトができるドライブでないといけない。もしこの条件に当てはまっていれば
まったくサンプルの損失のない完全なオリジナル100%のCDを複製できる!!


残念ながらリードアウトへのオーバーライトができるドライブは少ない。このPlexWriterもオーバー
ライトできないドライブのひとつです・・・これは30サンプルを最後のトラックの末尾で失うことに
なります。従ってこの設定では完全なコピーは不可能です・・・


Special thanks to Erik Deppe, Andre Wiethoff, Mark Powell and SatCP for the additional information.


翻訳:kazutomo

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